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株式投資の4つのメリット

株式投資の4つのメリット

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(「一番やさしく株がわかる」 大竹のり子 西東社から引用) 
株式投資の魅力は、大きく分けて4つあります。まずはなんといっても、売却益(キャピタルゲイン)をてにすることができること。
(中略)株を保有しているだけで得られる利益もあります。それが配当金です。配当金とは、出資をしてくれた株主に対して、企業が利益を配分していくもの。
売却益を「キャピタルゲイン」と呼ぶのに対し、配当金は「インカムゲイン」と呼ばれています。
(中略)さらに、株式分割により、新たに投資せずに保有株数が自動的に増えるという楽しみもあります。
(中略)第四の楽しみが株主優待を受けられるということ。株主優待とは、企業が株主に感謝の意を込めて、いろいろな商品やサービス券を提供しようというものです。
レストランやデパートの優待割引券や自社製品など、その内容は実に多彩。なかには売却益や配当金よりも株主優待を楽しみにしている投資家もいるほど。
(中略)注意したいのは、すべての企業が株主優待制度を取り入れているわけではないことです。

株式投資のメリットについて解説します。ちなみに株を始めると経済に詳しくなれる、とよく言われます。これは私に関して言えば本当です。

やはり新聞やテレビでも経済ニュースに関心が向きます。

さて、株の一番の醍醐味といえばやはり売却益(値上がり益、売買差益)でしょう。

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値上がり益

ちなみに値上がり益と言われることが多いですが、信用取引の「空売り」を使う場合には、売った後で株価が下がれば下がるほど利益が大きくなります。

そのため、空売りの場合には値下がり益というべきですが、あまり耳にしません(笑)。

値上がり益について、例えばある株(1株単位)を1万円で買いました。その後、値上がりして15000円になりました。そこで売れば、5000円の利益が得られます。

実際には税金をとられますが、税金を抜きにして考えれば、50%の利回りになります。

最近は低金利政策が続いているので、銀行預金や郵便貯金の金利は非常に低く、雀の涙ほどです。

それを考えれば、株で値上がり益を得られれば、非常に高利回りです。

ただし、実際には株で儲けるのはなかなか難しいです。まず、先程の例では15000円に値上がりしたところでうまく売ることができましたが、実際には株が上がってくるとすぐに売ってしまったり、逆に欲が出て「もっと上がれ」と持ち続けていたら急落してしまう、ということがよくあります。

また、もちろんリスクもあります。さきほどの例で1万円で株を買ったら、8000円に値下がりしてしまうことも多いです。

最悪なのは倒産などによって株価がゼロになってしまうことです。この場合、1万円がゼロになってしまうので大損です。

このように株式投資はハイリスク・ハイリターンなのです。


配当金

次に配当です。日本企業は毎期配当を出す「安定配当」へのこだわりが強いです。つまり、利益が少ししか出なかったり、あるいは赤字でも配当することもあります。

赤字でも配当を出すのはどうかと私は思うのですが、逆に言えば日本株は配当益を得やすいとも言えるでしょう。

値上がり益よりも配当を重視して行う投資法も存在します。

例えば、配当利回りを重視します。配当利回りとは、配当金を株価で割ったものに100を掛けた数値で、%で表します。

例えば、前述の1万円の株式で考えてみましょう。売買単位は1株なので、計算が簡単です。ある年の配当金の合計が500円だとすれば、500÷10000×100=5で、配当利回りは5パーセントです。

配当金は中間配当で年に数回払われることもあるので、その年の合計金額で計算するわけです。

銘柄によっては売買単位が100株とか1000株という場合もあります。その場合には、総額で計算することになります。

例えばある株が100株単位で1株の株価が100円だとします。そして1株あたりの配当金が5円だとします。

この場合、株価の総額は100×100で1万円。配当の総額は5×100で500円になります。すると、配当利回りは5パーセントとなります。

配当利回りは高いほうがお得です。


配当利回りの平均

それでは東証1部上場銘柄での配当利回りの平均はどれくらいでしょうか。これは、その時によって変動します。

例えば株価が低迷しているときは配当利回りが高くなりがちです。あるいは業績不振の企業が多いときには配当利回りが低くなりがちです。

私の実感としては、東証1部で利回りが5パーセント以上ならトップクラス、3から4パーセントならかなり優秀、1から2パーセントなら優秀、1パーセント未満が普通というところです。

なお、記念配当というものがあります。記念配当とは、例えば会社設立50周年というように、特別なときにだけ配当を多く出すことです。これは株主にとってはうれしいです。

なお、配当を多く貰えれば必ずしもよいというわけではありません。業績好調ならそれでとてもよいのですが、例えば赤字続きなのに配当をたくさん出せば、財務基盤が弱くなってしまいます。

また、配当をあえて出さずにその分を会社の財産として留めておき(内部留保)、不況時に備えたり研究開発に使う、というのも立派なやり方です。


株式分割

続いて株式分割です。これは企業によってしたりしなかったりします。私の場合、株式分割をしてもらった経験がありません(笑)。

株式分割とは、保有株数に応じてすべての株主に平等に、新たな株を配分することです。

手持ちの株が分割されるだけなのですが、分割すると少額の資金で売買されやすくなります。そのため、株価が上がりやすいと言われます。

ということは、株主にとっては値上がりが見込めるわけです。ただ、旧ライブドアのようにこれを狙って株式分割をくり返すのもどうかと思います。

というのは、例えば株式分割を繰り返して数百円の元手でその会社の株を売買できるようになると、株主が増えるのでその管理が大変になり、事務コストも増えてしまうのです。

また、少額で売買できるので株価も乱高下しやすくなります。

一般には、適切な方法でされる株式分割は株主にメリットになりやすい、といえます。


株主優待

最後に株主優待です。例えば飲食店ならその店での割引券がもらえたりします。

ホームセンターで買い物すれば10パーセント引き(例:ケーヨーデイツー)というものもあり、使いようによってはとてもお得です。

また、株主優待にも税金がかかります。多くの場合は雑所得になりますが、20万円以上など一定の金額にならないと課税されないので、配当金よりも税金の面で有利と言えます。
参考:株主優待にかかる税金

なお、株主優待は利回りにすると数十パーセントになることもあります。といってもその会社のサービスを利用すると大きく割り引いてくれるという場合が多いですが。

ところで、株主優待をほぼノーリスクで獲得するという方法もあります。これは、信用取引の空売りを利用するものです。

ざっとご説明しますと、優待をもらえる銘柄を買った状態で、おなじ数だけその銘柄を空売りしておきます。

すると、その後株価が上がろうと下がろうと、得も損もしません。そして、株主優待はきっちりもらえるのです。

とても優れた方法です。

ただ、制度信用取引を使った空売りの場合には、逆日歩という手数料が必要になります。

最近では一般信用取引(無期限のもので、証券会社が個別に行っているもの)による空売りもでき、この場合には逆日歩が不要です。

また、株主優待はいつまでも続くとは限りません。企業の判断で、廃止になったり内容が縮小されることも多いです。

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