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株価が動く要因(金利や為替、業績など)

株価が動く要因(金利や為替、業績など)

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(参考文献1から引用)モノの値段というのは、需要と供給のバランスによって決まります。
これは株でも同じこと。株価も、基本的には他の商品と同じように、需要と供給のバランスによって、上がったり下がったりします。
(中略)売りたい人の株数よりも買いたい人の株数のほうが多ければ、必然的に株価は高くなります。反対に、売りたい人の株数が買いたい人の株数を上回れば、株価は下がっていきます。
つまり、需要である「買い」が供給である「売り」より多くなれば値上がりし、反対に「売り」が「買い」を上回れば値下がりするということ。株価も、魚や野菜の値段も、原理は同じなのです。
(中略)株価がいずれ上昇する、もしくは下落するという投資家の予測は、数えきれないほど多くの要因が重なって生み出されます。
株式市場全体に関係する要因としては、金利や為替、政治、国際情勢などが挙げられます。政治家の発言や海外での戦争、天候なども株価に大きな影響を与えることがあります。
また、企業そのものに関係する要因にも実に様々なものがあります。業績や経営戦略、新製品や新技術の開発、人気やブランド力、業界の動向、場合によっては消費者の信頼を失うような不祥事、うわさなど、多くの要因が複雑に絡み合って投資家の売買心理に影響をあたえるのです。
ウラを返せば、それだけ株価の動きを読むことは難しいともいえるでしょう。

なぜ株価が上がったり下がったりするのか、その原因を解説した記事です。

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例えば魚で考えてみます。ある魚を欲しいという人が「100円で売ってくれ」といいます。その値段でよければ売買成立です。

しかし、他の人が「150円で買う」「おれは200円出す」となれば、だんだん魚の値段が上がっていきます。

このように、あるモノを欲しい人が多ければ、それだけ価格が上がっていくのです。つまり、価格が決まる仕組みはオークションなのです。

株式でもそれは同じです。最終的には、その株を欲しい人が多くなれば株価が上がり、売りたい人が多くなれば下がるのです。

厳密には買いの注文数が多くなれば株が上がります。

そして、株式投資の難しいところは、株価を動かす材料が多岐にわたるところです。

そうした株価変動の原因となるものを見ていきましょう。


株価を動かす要因

まず、金利です。現在の日本は超低金利が続いています。すると、銀行や郵便貯金にお金を預けていても、ほとんどお金が増えません。

ちなみに戦前の日本は銀行の利率が8%というようなときもあったそうです。うらやましいですね。

さて、そうなると銀行に預けておくよりも、株式投資で利益を出そう、と考える人が増えます。その結果、株を買う人が増えて株価が上がるのです。

次に為替です。日本の場合、円高になると株価は下がりやすいです。なぜなら、日本は貿易立国で輸出が経済の柱だからです。

円高になると、相対的に外貨の価値が下がります。すると、輸出によって外国からもらったお金の価値が下がるので、利益も減ってしまうのです。

そのため、多くの企業の株価が下がってしまうのです。円高は日本経済にとって大問題なのです。


政治

次に政治です。国が国民のためになる政治をやってくれれば、経済にもプラスになります。逆に政争に明け暮れていたり、きちんと政策を実行してくれなかったりすれば、経済が滞って株価も下がりがちです。

今さら言うのも遅きに失した感がありますが、東日本大震災のときも、原子力発電所の事故が大きな被害をもたらしたのは、政治が指導力を発揮して原発の安全性を高めてこなかったのが原因だと思います。

東京電力に丸投げするのでなく、予備電源を高台につくっておけば、と思ってしまいます。

予備電源が作動して原子炉を冷却できたら、あんなにひどいことにならずに済んだはずです。

私も一国民として、原発に対して無知だったと反省しているのですが…。

次に国際情勢です。例えば最近ではユーロ圏でのギリシャなどの財政問題が円高につながっています。アメリカの国債がデフォルトになるかもしれないという問題も円買いにつながりました。

これだけ経済がグローバル化(世界規模化)すると、海外の情勢が日本株を上下させます。


天候

次に天候です。例えば猛暑になると、ビール会社の株が上がることが多いです。ビールが売れるからです。エアコンなどが売れるので電機メーカーの銘柄も上がりがちです。

他にも、外国が悪天候で小麦が不作になれば、小麦が高騰します。すると、例えば日本のパンメーカーが仕入れにお金が必要になります。そして、パンが高くなって売れにくくなり、株が下がるというようなこともあるでしょう。

このように天候は経済にも重要な要素です。

ちなみに農家などの天候リスクをヘッジするための、天候デリバティブという商品がありますが、あまり活用されていないそうです。


企業の業績など

次に企業の業績などです。これは一番わかりやすい感じもします。業績が良ければ配当金が増えます。すると、多くの投資家が株を欲しがります。

すると株価が上がるというわけです。

企業の財務も重要です。借金が増えすぎると利子負担が大きくなります。そこに業績悪化が重なると、一気に経営ピンチになりかねないからです。

ただ、例えばある企業の決算が良かったからといって、それではその銘柄を買おうと思っても、遅すぎることが多いです。

なぜなら、嗅覚の鋭い投資家が、将来の決算がよくなることを見越して既に買っているからです。このように、株価は将来を織り込んでいることが多いのです。

株ではよく「織り込み済み」と言われますが、これはその材料はすでに株価の上下に反映されているということなのです。

ちなみにこうした企業の業績や財務を重視する投資法を、ファンダメンタルズ分析といいます。

具体的にはPER(株価収益率)やROE(株主資本利益率)を見たり、貸借対照表で流動比率をチェックしたりします。

あるいは企業の新商品や経営戦略などのニュースもチェックします。

私はファンダメンタルズはその企業の安全性を測るために利用しています。

次に企業の不祥事についてです。これは内容にもよりますが、総じて株価のマイナス要因となります。自社製品の重要な欠陥を隠していれば消費者離れにつながりますし、少なくともイメージは悪化するからです。

私も一消費者として、企業に不正はしないで欲しいと思っています。


株価の予測は非常に難しい

いろいろと株価を動かす要因を見てきました。他にも数えればきりがないほどあると思います。

例えば、インターネット掲示板によるうわさというものもあります。嘘の情報をわざと流すのは違法行為ですし、うわさは真偽がわかりにくいので、十分注意しましょう。

このように様々な要因が複雑に絡み合って株価が決まっているので、投資家が株価がどう動くかを予測するのは非常に困難です。

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