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日経平均株価とトピックス

日経平均株価とトピックス

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(参考文献1から引用)新聞やテレビなどで株式市場全体の状況を説明するとき、よく利用されるのが日経平均株価やTOPIX(東証株価指数)などの株価指数です。
(中略)日本の株式市場を代表する株価指数が日経平均株価。「日経225」「日経平均」「日経ダウ」などと表記されることもあります。
日経平均株価は、東証1部上場銘柄のなかでも流動性の高い、主要な225銘柄の株価をもとに計算されています。(中略)
さらに、1991年からは毎年、市場の変化を敏感に反映できるように、銘柄の見直しが行われています。
(中略)日経平均株価は市場動向を把握するのに向いているといわれますが、対象が225銘柄に限定されていること、発行済株式数の多い銘柄と少ない銘柄の株価を単純に平均化していることなどから、少数の高株価銘柄の価格変動に影響されやすいという弱点もあります。
TOPIXは、東証が算出、公表している株価指数です。日本の株のベンチマークとしてはもっとも普及している指標だといえるでしょう。
1968年1月4日の終値における東証1部全体の時価総額を基準(100)として、現在の東証1部全体の時価総額がどれくらい増減しているのかを指数化しています。
東証1部に上場している全銘柄を対象としているため、株式市場全体の動きをより正確に反映している指標だといえます。

テレビのニュースでも、よくその時の為替相場(ドル円)や日経平均株価、トピックスが登場します。

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日経平均株価もトピックスも、代表的な株価指数です。

なぜ株価指数があるのかといいますと、やはり相場全体の値動きを掴むためです。

個別銘柄の動きとは別に、相場全体の値動きというものがあります。例えばリーマン・ショックのような金融危機があれば東証1部のほとんどの銘柄が下がることが多いです。

また、日本経済が不調の時にも、日経平均株価が下がり続けることが多いです。


株価指数に連動した金融商品

ところで、株価指数自体が金融商品になっているものもあります。例えば日経225先物です。これはデリバティブの一種で、将来の日経平均そのものを売買するものです。

例えば1年後の日経平均株価が上がっているだろうと思えば、そのときに決済期限が来る限月(げんげつ)の日経平均先物を買えばよいのです。

日経平均先物は単体でも売買できますが、手持ちの現物株をヘッジするためにも用いられます。

例えば、日経225に採用されている銘柄を複数持っている投資家が、これらの株価が値下がりすると困ります。

そこで、日経225先物を同じ数量、売り建てるのです。すると、理論上は現物株が値下がりしても、先物で売り建てた分の利益が出て相殺できるのです。

ただし、完全にヘッジできるとは限りません。その投資家が225に採用されている銘柄を全て持っていれば別ですが、そうでないとばらつきが出るからです。

つまり、日経225の値動きとそれに採用されている銘柄の値動きは完全に同じではありませんから、日経225はそんなに下がらなかったが手持ちの現物株は大きく下がったということもあり得るのです。

そういう場合には完全にはヘッジできないこともありますし、逆にヘッジできてさらに少し利益が出たということもあるのです。

まとめますと、日経225先物はヘッジにも使えるということです。

また、最近ではくりっく株365というものも登場しました。これは日経225指数など5つの指数を売買できるものです。

日経225先物と違って現在の価格を取引します。例えば将来のある時点でリスクヘッジしたいという場合には先物のほうが向いています。

一方、現在の相場で価格を固定したい(その後の価格変動リスクをなくしたい)なら、くりっく株365の方が適しています。また、先物と違って決済期限もありません。


投資信託

日経225銘柄全てに投資する投資信託もあります。個人投資家が日経225銘柄全体に投資したい(インデックス投資)と思ったときに、自分で225種類の銘柄を買い揃えるのは手間もお金も大変です。

そこで、こうした投資信託を購入すれば、同じ効果が得られるのです。これらなら先物やくりっく株365の日経225証拠金取引を使ってヘッジもしやすいです。

トピックスに連動する投資信託もあります。


日経平均のデメリットなど

日経平均を「日経ダウ」と呼ぶ点について。以前は75年にダウ・ジョーンズ社と提携して、「日経ダウ平均株価」と呼ばれていたのです。

その後85年にこの名称をやめたのですが、その名残で日経ダウとも呼ばれるのです。

いまこの名前で呼ぶと、かなりのベテラン投資家だと思ってもらえるかもしれません(笑)。

さて、日経平均株価は相場全体の動向や日本経済の動向を見るのに適している指数ですが、欠点もあります。

まず、反映されるのは東証1部の中から選ばれた225種類の銘柄だけです。そのため、必ずしも東証1部全体の株価変動を完全に反映しているとはいえません。

また、発行済株式総数の少ない銘柄が大きく動いた場合、数が少ないのでそんなに影響は大きくないはずですが、日経平均ではその銘柄が225分の1の影響を持ちますので、日経平均を動かしてしまいます。

次にトピックスです。これも有名な指数です。東証1部の全銘柄を対象にしていますし、時価総額で計算しています。

そのため、日経平均と違って株式数は少ない銘柄が大きく動いても、大きな影響を与えないようになっています。

日経平均とトピックスはこのように算出方法に違いがあるので、片方がプラスで片方がマイナスという時もあります。

とはいえ、大体両者は同じように動きます。


日経平均が主流

それでは日経平均株価とトピックスはどちらを参考にするのがよいでしょうか。

前述のようにトピックスのほうがより厳密に東証1部全体の値動きを表していると思いますが、日経平均株価のほうが人気があります。

その理由は、日経平均のほうが直感的にわかりやすいからだと思います。「トピックスは951」と言われるより、「日経平均株価は300円下がって8400円」と言われるほうがわかりやすいです。

そのため、私もトピックスより日経平均に注目します。


あくまでも参考程度に

ただ、私はこうした株価指数自体をあまり重視していません。私が日経平均指数そのものを売買していれば別ですが、私は個別株しか手がけていないからです。

そして、個別株と日経平均は関係ない動きをすることもあります。ということは、保有する株の値動きだけを注目していれば足りるのです。

というわけで、株価指数を気にする必要があるのは、指数のデリバティブを売買していたり、相場全体に投資するインデックス投資をしている人だということになります。

私が日経平均を利用するのは、日本株全体の動向を掴みたいからです。こうした場合にはとても役に立ちます。

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