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始値や終値、最高値など

始値や終値、最高値など

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(参考文献1から引用)株価は1日の取引のなかで、時々刻々と変化を続けています。
なかでも、その日最初に売買が成立した値段を「始値(はじめね)」、最後についた値段を「終値(おわりね)」と呼んでいます。
「前日終値」という言葉もありますが、これはあくまでも、前営業日の終値のことを指しています。(中略)
証券取引所での立会時間は、午前中(前場)と午後(後場)の2部に分かれています。
前場(ぜんば)が始まって最初に売買が成立した取引のことを寄り付きといいますが、この時の株価が始値に当たります。
また、後場(ごば)の最後に売買が成立した取引のことを大引け(おおびけ)といいますが、この時の株価が終値です。
ただし、大引けで売買が成立しない、いわゆるザラバ引けの場合には、その株価が終値ということになります。
さらに、その日に成立した売買のなかでもっとも高くついた値段を高値(たかね)、反対にもっとも安くついた値段を安値(やすね)と呼んでいます。
これら4つは総称して4本値(よんほんね)と呼ばれています。四本値は、その銘柄の株価の動きを示す基本的な数字として、「ローソク足」を使った株価チャートにも利用されています。
(中略)新高値とは、今までになかった史上最高の値段のこと。「開設来新高値」「昨年来新高値」などといった具合に使われます。
年初来高値とは、その年で最高の値段のこと。(中略)
同様に、いままでで一番安い値段は新安値、その年で最低の値段は年初来安値と呼ばれています。
終値がその日一番の高値であることを高値引けといいます。(中略)

株価の色々な専門用語についての解説です。とても重要なことなので、しっかり理解するようにしましょう。

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まずは始値と終値です。東証の場合、朝9時に売買が開始されます。このとき最初についた値段が始値です。

日中ずっとパソコン画面を見て株価を追っているデイトレーダーのような投資家なら別ですが、他の仕事をしている投資家はザラバ(取引時間中)の値動きをずっと監視しているわけには行きません。

そのため、例えば市場が開く前に成り行きで注文を出しておき、寄り付きで約定させるという方法がよく採られます。あるいは、前場は11時30分まで開いており、後場は12時30分から再開されます。

そこで、後場の寄り付きで売買するという方法もあります。

一般には始値はかなり重視されます。

終値は、その日の大引け(取引時間の終わり)での値段です。これもその日の最後の値段ですから、とても重視されます。

銘柄によっては、売買数が少ないものもあります。その場合、午後3時の取引終了時に売買がないこともあります。そのときにはその日の最後の取引での価格が終値となります。


高値と安値

次に高値などです。高値は、その日のうちで一番高くなった値段です。安値は逆です。

前述のように寄り付きで売買するような投資家の場合には、高値や安値はその時に売買しないのであまり重要ではないともいえます。

一方、デイトレードの場合にはかなり重要です。1日の中でも高いところや安いところを狙って行きますので、例えば逆張り(ぎゃくばり。値動きに逆らう投資法)の場合には安値のところで買って、高値を狙って売ることになります。

なお、始値、高値、安値、終値(四本値)を一つの形にまとめたものをローソク足といいます。ろうそく足は江戸時代の相場師だった本間宗久(ほんまそうきゅう)の編み出したテクニカル投資法・酒田五法などでよく使われます。

私は酒田五法には詳しくないですが、ローソク足はよく見ます。ローソク足の特徴は、終値以外にその日の高値と安値も表示していることです。

そのため、その日のザラバでどれだけ株価が動いたのかが一目でわかるのが面白いです。

例えば、ローソク足の日足(その日一日の動きをローソクにしたもの)で、けっこう日中に高くなったのに、終値はかなり下がると、上ヒゲ(上影)という形になります。

これは、相場が近いうちに下がるサインだと言われます。確かにチャートの天井付近で、連日上ヒゲが出るとその後株価が下がることがあります。

ただし、そうでない場合もあるので、必ずそうなるわけではないことに注意です。

このように高値と安値も織り込んだチャートなので、ローソク足はなかなか面白いです。


新高値など

TV東京の株の番組を見ていると、ある銘柄が「年初来高値を更新」などと伝えられることがあります。

そうなると、株価が上がり始めたり上がり続けているということですから、その銘柄は大きな注目を集めます。さらに上がるという期待から飛びつき買いも増えます。

よく使われるのは年初来高値、安値です。その1年のなかでの動きを掴むことができるからです。私も注目することがあります。

個別銘柄では上場来高値、安値も注目を集めます。特に長年上場している会社なら、株価の動きにも歴史があります。その高値などを更新したということは、かなり大きな値動きだからです。

高値引けは、ザラバの終わりになって株価が上がり始め、上がっているところで後場が終わることです。

まだまだ買いのエネルギーが残っていますから、翌日の始値が注目されるのです。ただ、最近は夜間にPTS(私設取引)が利用できますので、夜の間に買い注文が約定してしまうかもしれません。

逆に安値引けの場合、次の日も株価が下がり続けるのではないかと、投資家は戦々恐々とすることでしょう。


最後に気配値(けはいね)の説明です。買気配とは、その時点で出されている買い注文のなかで一番高く値段がつけられたものです。

売り気配は逆です。

例えばある株に対して98円、99円、100円と買い注文が出されていれば、100円が買気配です。

このとき、売り注文で成り行きや100円で売るという注文があれば約定しますが、そうでなければ約定はしません。

気配値はデイトレードで板情報というものを参考にするやり方では重視されます。板情報は気配値や値段ごとの注文数を表しているからです。

なお、気配値がとても注目される例として、ある銘柄が経営危機になって、株価が暴落しているときがあります。

こういうときは、売りが殺到する一方で買い注文は非常に少なくなります。すると、注文をすり合わせることができないので、約定せずに「売り気配」となります。

その株を保有している投資家にとっては、気配値がどれだけ下がってしまうのか気が気ではありません。そして売り気配が下がってかなり割安になれば、やっと買ってくれる投資家が現れるのです。

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