ホーム » 初心者向け講座 »

株主と経営者の関係、株主総会とは

株主と経営者の関係、株主総会とは

スポンサード リンク

Pocket

株主と経営者の関係をご説明します。

株主はその会社にお金を出した人です。それなら株主たちが自分たちで経営をすればいいんじゃないか、とも思います。

というのは、その方が自分のお金を好きなように生かせます。また、経営者が一生懸命働かなかったり、不正をして会社を傾かせることだってあります。

たしかにその通りなのですが、出資者が自分で経営する、というのも難しいものです。というのは、会社を経営するには高い知識や経験が必要だからです。

そこで、経営の力量を持った人にお金を払って(役員報酬)経営をしてもらおうというわけです。

つまり、お金を出した人は株主となり、会社の所有者となります。そして、そのお金を生かしてさらに利益を出すのが代表取締役やCEO(最高経営責任者)などの経営者・役員の役割になります。

そして経営者たちが従業員を雇用して、会社を運営していくのです。

スポンサード リンク


ちゃんと経営するかチェック

しかし、ここで問題があります。それは、「経営者はきちんと会社を経営するのか」ということです。

まじめに経営してくれれば良いのですが、利益を出していないのに役員報酬をお手盛りでたくさんもらったり、不正を働くかもしれません。

そこで、それをチェックしたり、株主の意向を反映させるためのものが、株主総会や株主代表訴訟です。


株主総会

日本では6月に株主総会が開催される事が多いです。3月末が事業年度末で、それから間を開けずに株主総会を開催するように定款(会社の基本ルールを定めたもの)で定められているからです。

株主総会に行くと、いろいろな議題が発表されて、株主の議決を採ります。

このとき、会社に雇われて経営者に有利になるように騒いだりするのが「総会屋」と呼ばれる人たちです。これは違法です。会社に不利になるように騒いだりする人もいます。

あるいは、会社や大株主(株の多くを持っている人)の意向を受けて、総会がもめないように終わらせるのを、シャンシャン総会と言います。

なお、会社によっては株主総会に行くと、商品をもらえたり、食事が出たり、所属アーティストのコンサートを観ることができたりすることもあります。

ちなみにエイベックスでは歌手の出演するライブが開催されましたが、最近は行っていないそうです。


株主の権利

株主になると、株主総会での議決権以外にも、いろいろな権利をもらうことができます。

主なものには、利益配当請求権と残余財産分配請求権があります。

利益配当請求権とは、会社に利益が出たときに、それを配当として分配せよという権利です。

残余財産分配請求権とは、会社が解散した時に、保有する株数に応じて会社財産を受け取れる権利です。

もともと会社は出資者が配当を得るというのが特徴ですから、株主にとっては利益配当請求権はとても重要です。

ただ、例えばアメリカのマイクロソフトは配当をせず、利益をさらなる事業拡大に回すことで株価を上げて、株価上昇分で株主に報いるという方針を採っていました(最近はわかりませんが)。

これも立派なやり方だと思います。少しの配当をもらうより、大きく株価が上がったほうが株主にとってよいかもしれません。

残余財産分配請求権は、会社が何らかの理由で解散するときに持分に応じて財産をくださいという権利です。

もともと会社は株主の持ち物ですから当然の権利です。ただ、会社が巨額の債務を背負って倒産してしまったようなときには、財産はほとんど返ってこないでしょう。

Pocket

サイトトップページへ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)