ホーム » コラム » 投資法 »

退職金を資産運用する方法2 デリバティブ、個人年金、信託商品など

退職金を資産運用する方法2 デリバティブ、個人年金、信託商品など

スポンサード リンク

Pocket


外貨預金

外貨預金という手段もあります。ドルやユーロ、ポンドという主要なものから、高金利の南アフリカランド、オーストラリアドル(豪ドル)などいろいろな外貨を買うことができます。業者によって取り扱いは異なりますが。

私もFX(外国為替証拠金取引)を行なっていますが、これは外貨預金のハイリスク・ハイリターン版ということができます。

外貨預金はFXと違ってレバレッジをかけられないので、大きく収益を出せない代わりにリスクも低いです。

一番のメリットと言えば、高金利の通貨を買えば、それだけ利回りを大きくできることです。

ただし、為替変動によって損をする可能性があります。通貨は株式と違って価値がゼロになることはまずありませんから、比較的やりやすい投資だと思います。

もちろん、どの通貨を選ぶか、いつ売買するかという点で勉強が必要です。

スポンサード リンク


デリバティブ

金融派生商品と呼ばれます。FXやCFD(差金決済取引)、オプション、スワップ、先物などがあります。デリバティブ=危険、というイメージで語られることが多いですが、必ずしもそうではありません。

ただ、複雑な商品であり、レバレッジを高くできる(元手の何倍もの取引ができる)ので、リスクが高くなりすぎる可能性があります。そのため、退職金の運用には慣れている方でない限り、おすすめしかねるところです。


個人年金保険

これは、保険会社が扱っているもので、毎月一定の額を積み立てます。それを保険会社が運用し、期日が来れば年金として受け取れるというものです。

メリットとしては、株のように自分で運用しなくてもよいので楽な点です。また、確定申告の際に、社会保険料控除を受けることができます。

デメリットとしては、第一に保険会社が倒産などしてしまった場合に、年金額が減ってしまう可能性があることです。これを避けるには、ソルベンシーマージンの高い会社を選ぶのがよいでしょう。

第二に、深刻な話になってしまいますが、保険会社は顧客から支払われた保険料を、主に日本国債などで運用しています。もし日本の財政がいよいよ危険となれば、日本国債の価格が暴落してしまう可能性もあります。

もっとひどいのが国債のデフォルト(債務不履行)です。そうなると保険会社の財務が悪化し、年金が一部しか払われないおそれがあります。まあ、こればかりはそうならないのを祈るしかありません。

もしこうした日本の財政危機によるリスクを減らしたいのであれば、自分で金や白金(プラチナ)などを買うしかありません。財政を心配しすぎでは、と思われるかもしれませんが、私はこのままでは日本の財政は危ないと思います。


信託銀行のサービス

信託銀行の商品については詳しくないので、記事にある「ずっと安心信託」を調べてみました。利用者については毎月計画的にお金を受け取れますので、使いすぎなどの心配がなさそうです。

また、代理人を指名することで、利用者が健康を損なった場合にも代理人が受け取れるなどのメリットがあります。

信託財産は分別管理され、信託銀行が万一破綻した場合でも、全額保全されます。その意味でも安心です。利用者が亡くなった後も、相続人が定期的に財産を受け取ったり、あるいは一時金として受け取れるようです。

大きく増やすというサービスではありませんが、優れた管理サービスのようです。


普通預金も必要

前回、定期預金について書きましたが、全部を定期預金にしてしまうと、必要なお金を引き出せなくなってしまいます。株式や投資信託も同じで、株を買えば売らない限り、現金にはできません。

特に病気などでお金が必要になったとき、公的年金だけではまかなえないこともあるでしょう。そのために普通預金も必要です。


まとめ

以上、いろいろなサービスや金融商品を見てきました。一番大事なのはやはり、大きく退職金を減らしてしまうようなことは避けることです。

例えば一発当てようと思って、FXでレバレッジを最大にして勝負を挑むというのは、止めるべきでしょう。

その上で、大きく増やせなくてもいい、資産を守ろうと考えるなら、やはり定期預金を主に考えるのがよいです。

一方、もう少し積極的に運用したいという場合には、株式や投資信託を少しずつ、安全性を重視しながらやってみるのがよいと思います。当サイトの情報も参考になさってください。

書き忘れたのでリバースモーゲージについて。これは、土地や建物を担保にして銀行からお金を借り、自分たちが亡くなったら担保の不動産を銀行に渡すというものです。

子どもや孫などの相続人に不動産を残したいのでなければ、合理的な方法です。


備えが大事

現在60歳の方なら、平均すればあと20年ほどは生きることになります。今から20年とすると、果たして日本の財政すらどうなっているかわかりません。

むやみに心配するのもよくないですが、必要な心配をしないのもいけないと思います。下手をすれば、今後は国を一切頼れない時代がくるかもしれません。

それに備えて、いろいろと研究なさることも必要だと思います。例えば円の暴落に備えて外貨を買うとか、貴金属を買うというようなことです。

最後に、退職金を狙った詐欺には十分ご注意ください。被害がいまだ相次いでいるオレオレ詐欺もそうですし、未公開株や正体不明のデリバティブ、高利回りをうたった出資詐欺などです。この世にうまい話はない、と肝に念じましょう。

Pocket

サイトトップページへ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)