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金利、気候と株価の意外な関係

金利、気候と株価の意外な関係

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金利と株価の関係

金利と株価というのは関係があります。一般に、金利が上がると、株価が下がります。なぜなら、リスクを取って株を買うより、銀行に預けて利息をもらった方がよいと投資家が考えるからです。

もし財政再建が進まず、悪い金利上昇が起きてしまったら、日本株が暴落するかもしれないのです。この点からいっても、やはり財政再建は必要だと思います。

他にも、金利が上昇すれば、発行済の国債の価格が暴落するので、銀行や保険会社の財務を急速に悪化させる可能性があります。そうなれば、一時的にせよ銀行や保険会社などの金融株は暴落するでしょう。株式投資家にとっても影響大です。

金融機関が経営危機や破綻ということになれば、経済への悪影響も甚大です。それも株価を暴落させるでしょう。というわけで、財務省の官僚も金利急上昇をとても警戒しているそうです。

景気がよくなってインフレになり、金利上昇というのなら金融引締めである程度対応できるでしょうが、そうでない財政悪化による「悪い金利上昇」はとてもたちが悪いです。

借金を減らさないと解決できませんから、小手先の対応ができないからです。

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気候と株価

気候と株価には関係があります。例えば代表的なのが、猛暑の夏だとビール会社の株価が上がるというものです。暑いのでビールを飲む量が増えるからです。

あるいはエアコンが売れてエアコンメーカーや家電量販店の業績がよくなるということもあります。

他にも、冷夏ですと農産物の出来が悪くなってしまうので、食品加工会社が原料費が上がって困ってしまうというようなこともあります。

気象庁が数カ月先の天気や温度の見通しを発表するので、それを材料に株を買うという株式投資家の方もおられるでしょう。

ただ、気象庁の予報が当たるとは限りませんし、株価が必ず理屈通りに上がるとも限らないことには注意しましょう。

そういえば、デリバティブに天候デリバティブというものがあります。一種の保険のようなものですが、あまり活用されていないようです。

(12/7/26追記)最近、アメリカの干ばつによって、穀物や大豆などの値段が上がっています。少しは落ち着いたようですが、こうなってしまうと食料の多くを輸入に頼る日本にとってはとても困る事態です。

その結果、原料を調達するコストが高くなり、食品メーカーなどの収益を圧迫します。これも気候と関連あるといえます。

本日の日経新聞でも、ラーメン店の幸楽苑が初めて赤字になってしまったとありました。一方で日本には埼玉県ほどの面積の耕作放棄地があるということで、どうにかならないのでしょうか。

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