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証券会社が信用取引の手数料下げ競争

証券会社が信用取引の手数料下げ競争

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(11/4/6 記述)

(日本経済新聞10/7/29から引用)個人投資家らが証券会社に支払う株式や先物の手数料引き下げ競争が熱を帯びてきた。大和証券や野村證券がインターネット経由の信用取引を大幅に値下げ。
カブドットコム証券などのネット専業証券も株式関連の先物・オプションの引き下げに動いている。
(中略)大手とネット専業の値下げ競争の火ぶたを切ったのは大和証券。手持ち資金を超える取引ができるネットでの信用取引の手数料について、今月1日から約定金額が50万円以下なら150円、50万円超なら300円に一気に引き下げた。
(中略)大手の攻勢に対し、ネット専業でまず呼応したのが岡三オンライン証券だ。上限200円と大和を下回る水準を同時期に打ち出し、顧客が流出しないようにした。
(中略)8月から外国為替証拠金(FX)取引の規制が強化されることも、株取引の競争激化の一因だ。
ここ数年、値動きの大きさから株式からFXへ移行する個人投資家が増えていたが、証拠金にかけられる倍率(レバレッジ)に上限(50倍)が設定されるのを受け、株式や株式関連先物への回帰の動きが出てくるとみられる。
大手証券は値下げを、株式回帰の呼び水としたい考えだ。(以下略)

われわれ個人投資家にとって、株取引の手数料下げはとてもうれしいことです。取引コストがそれだけ下がるからです。

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○オンライントレードの普及

最近ではオンライントレードの普及によって、以前より手数料がとても安くなりました。

ネット専業証券は営業の従業員や店舗運営コストなどを削減できるため、手数料も下げることができるからです。

一方、大手証券は店舗を多く構えて従業員もたくさんいるので、そんなに値下げ競争に加わることはできません。

ところが、大手証券の大和が信用取引の手数料下げに動いたのです。これは驚きです。


○信用取引とは

信用取引について、引用記事ではレバレッジを掛けられると解説されていますが、それだけではありません。信用取引では空売りが使えるので、リスクヘッジに使えたり、下落相場で利益を上げることもできます。

私も信用取引を使っています。

大和証券は私も昔使っていましたが、やはり手数料が高いのがネックでした。それがここまで手数料を下げるとはすごいですね。

野村ジョイも一時期、非常に安い手数料を設定していましたが、最近は値上げしたようです。

岡三オンライン証券は信用で75円という安さです。ただ、これは同社でたくさん売買してプラチナというコースが適用される場合の値段で、それ以外は99円です。それでも安いです。


○競争の背景

こうした激しい値下げ合戦の背景には、ネット証券が台頭して大手証券が危機感を強めたということがあるそうです。

また、記事にあるようにFXにレバレッジ規制が導入されたことも大きいようです。記事には値動きがFXは大きいと書いてありますが、これはレバレッジを高くした場合の話です。

厳密には、値動き自体は株のほうが為替より大きいことが多いです。ただ、FXではレバレッジを高くできるため、その結果値動きが大きくなるということです。

FXはレバレッジが11年8月には最大25倍に規制されます。やむを得ないとも思いますが、投資法によってはレバレッジを高くしても損を少なくできるので、一律の規制には疑問も感じます。

それはさておき、規制が導入されればレバレッジを高くして、少しの資金で大きな利益を挙げられるというFXのメリットが薄れるため、株式や株価指数の先物などにお客が帰ってくるだろう、そのために手数料を安くして魅力を高めようということなんですね。

もちろん、手数料が下がることはうれしいのですが、あまりに競争が激しくなって証券会社の消耗戦になってしまうのもどうかと思います。

証券会社にも一定の利益は上げてもらって、なるべく安い手数料を提供してもらえるくらいの競争が好ましいと思います。

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