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東日本大震災の影響でオプションやFXで証拠金を超える損失発生

東日本大震災の影響でオプションやFXで証拠金を超える損失発生

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日本経済新聞の記事によると、オプション取引などのデリバティブや、FX(外国為替証拠金取引)で大変なことになっているそうです。

11/3/11に東北を中心に地震と津波による大きな被害が出ました。その後、株式市場や為替レートなどは大きく変動しました。

例えば円相場(対ドル)は、76円台まで一気に円高が進みました。日経平均も1日で600円以上値下がりすることもありました。

その結果、オプションなどの証拠金取引ではレバレッジが高いため、レバレッジを高くした取引をしていた投資家が大きな損害を被り、証拠金以上の損失を出してしまったのです。

FXなどでは、通常は業者によってロスカットラインが決められており、一定程度の損失が出れば強制的に決済されることになっています。

これは大きな損失が投資家に発生することを防ぐための措置です。

しかし、今回のようにあまりに相場が大きく動くと、ロスカットが間に合わず、証拠金以上の損失が発生してしまうのです。

そうするとどうなるでしょうか。投資家にとっては、元手(証拠金)がゼロになります。その上、証券会社やFX業者に対して債務(借金)を負うことになります。

恐ろしいですね! こういうことがあるのであまりに高いレバレッジでの取引は危険なのです。

さて、証券会社などは投資家に不足分を請求することになりますが、ここでも問題が生じます。

例えば10億円の資産を持っている投資家がオプションで大損したとします。2億円差し入れていた証拠金がすべて吹っ飛び、それでもなお5千万円の不足分が残っているとします。

この場合は、業者が投資家に5千万円を請求して払ってもらえばOKです。もっとも投資家が応じない場合、仮差押えや裁判になってしまうでしょうけど。

一方、2億円の資産を持つ投資家が同じくオプションで大損した場合はどうでしょうか。証拠金はすべてなくなりましたが、5千万円の不足分があります。

しかし、投資家は全財産をなくしてしまったので、業者が請求しても投資家は払いようがありません。

その結果、業者は債権を回収できないということになるのです。日本経済新聞によると、証券会社などが数十億円のこうした未回収の不足分を抱えていることもあるそうです。

そのため、各社は証拠金を増やすなどの対策をとっているそうです。

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高すぎるレバレッジは危険

さて、投資家としては、やはりレバレッジを高くしすぎた取引はしないことが重要です。あるいは、きちんと損切り(ロスカット)を設定しておくことです。

そうして、相場が急変しても耐えられるようなトレードをすれば、今回のような事態にはならないはずです。

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