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アメリカ景気の不安が後退して日本株も上がるか

アメリカ景気の不安が後退して日本株も上がるか

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(日本経済新聞12/8/17の要旨)16日の東京株式市場で日経平均株価が約1カ月ぶりに終値で9000円台を回復した。

トヨタ自動車が終値で約3ヶ月半ぶりの水準に上昇。パナソニックも6%高と、海外景気の影響を受けやすい主力株が買われた。

ここに来て、米で改善を示す経済指標が相次いだことが支援材料だ。7月の小売売上高の前月比伸び率は市場予想を上回り、鉱工業生産指数は4月以来の高い伸びを示した。

雇用関連の指標も上向いている。

欧米に比べた日本株の出遅れ感が海外勢などの買いを誘った面もある。(要旨終わり)


やっと上がってきた

そこまで下がるか、と言いたくなるほどの日本株の不振でしたが、やっと光明が差してきたかと思います。株式投資家のみなさんも少しホッとできるかと思います。

東日本大震災と原発事故だけでも大変だったのに、欧州債務危機が主な原因となって円高になり、日本経済には酷な状況でした。

その背景にはアメリカのいろいろな経済指標が好調で、アメリカの景気後退への不安が薄れたということがあるようです。やはり日米の経済は互いに大きな影響がありますからね。

景気回復の最初の段階では各企業が設備投資を増やすので、鉱工業生産指数も上がると思います。もちろんアメリカが今後持続的な好況を迎えるかどうかはわかりませんが。

ともかくアメリカが好調だったことで、ややインフレ気味になりアメリカの金利が上がり、それを好感して米ドルが買われ、円高が後退したという流れになりました。

輸出主導の日本経済にとっては円安が望ましいので、アメリカへの輸出が好調になるということと併せて日本株の上昇につながったのだと思います。

ちなみに私はFX投資もやっていますが、これまでは逆張りでドルが安すぎると思い、ドルを買っていました。ところが数日前に何を血迷ったのかドルを売ってしまい、損を出してしまいました。

ドル円もドルが少し上昇してきて、今後しばらくは円安ドル高に動くのでは、と予想しています。

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割安感も修正されるか

また、日本株はフランスやドイツ、米国の株価が上昇しているのに比べて、小幅な下げと出遅れていました。今後いよいよ日本株が上昇を始めれば、これまでの反動で期間の長い上昇トレンドになりそうだと思います。

そうなると、すごく割安だった銘柄も株式投資家の買いが入り、平均PBRも上がっていくでしょう。

ソニーもパナソニックもかなり売り込まれていましたが、これらの銘柄を保有している投資家にとってはやっと安心できる時が来そうです。

ちなみに日経新聞にパナソニックが高効率の光合成を実現したというニュースが載っていました。また商業化という段階ではありませんが、人工光合成が実用化されれば、いよいよ危険な原子力発電所もなくせて、地球温暖化も根本的に解決できるのでは、と夢が膨らみます。

パナソニックは年初来安値が476円ですから、現在はそこから2割強上昇したところです。PBRは0.7倍なのでいま買っても遅くない気がします。

自己資本は12年3月期に8100億円という巨額の経常赤字が出てしまったことでだいぶ減ってしまいましたが、まだ2兆円近く自己資本があるので当面は大丈夫だと思います。

そういえばヤフーファイナンスは株価がリアルタイム表示になりましたね。

引用記事には他にも16日に数%の値上がりを見せた銘柄が紹介されています。その中でアドバンテストを見てみます。

今年の最安値が671円ですから、もうだいぶ高くなっているところですね。PBRも1.52倍で、バリュー株投資をしている私としては買うには遅すぎましたね。

さて今後の日本株ですが、さすがに底を打ったのではないかと思っています。

欧州債務危機も欧州中央銀行(ECB)が南欧の国債を買おうとしましたが進んでいないということもあるようです。それでも、ギリシャ、スペイン、イタリアなど次々に財政問題が明るみに出た時に比べれば、収束しつつあると思います。

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金利の上昇

もう一つ同日の日本経済新聞に面白い記事が載っていたのでご紹介します。日本の財政は大丈夫かという話で、銀行の保有する日本国債の含み益が減っているそうです。

お金を企業や個人に貸して利ざやを稼ぐのが銀行の本業ですが、長引くデフレ不況で資金需要は高まりません。そこで銀行は仕方なく国債を買っています。

そして、値上がりした国債を売る「益出し」で利益を稼いできました。満期が来る前の売却ですからその後の利息はもらえませんが、その分高い価格で売れるわけです。

ただ、今では金利が上昇して1.09%を上回れば、大手銀行に含み益が生じるとのことです。金利が上がれば既発国債は低金利のままで価値が下がるからです。

国債をこれまでのように銀行や保険会社が大量に買うという構図は、今後は崩れていくでしょう。そうなれば金利が急上昇するので、やはり財政再建を急がないと行けませんね。

財政不安が表面化したイタリアも、基礎的財政収支は黒字だそうです。日本は24兆円前後の赤字です。早く建てなおさないと、欧州は対岸の火事ではないです。

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