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SMBC日興証券が三井住友グループに

SMBC日興証券が三井住友グループに

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(読売新聞10/9/24から引用)
三井住友ファイナンシャルグループ(FG)が、日興コーディアル証券の社名を「SMBC日興証券」に変更してグループ色を鮮明にするのは、証券業務の抜本的な強化を図る姿勢を象徴する動きと言える。

三菱UFJファイナンシャルグループが米モルガン・スタンレーと資本・業務提携して、海外市場で収益基盤を着々と強化しており、みずほファイナンシャルグループも含めた3メガバンクの競争は、証券業務の成否が大きな焦点となっている。

国内の銀行業務は企業の資金需要の低迷で、大きな収益は見込めない。一方で、日本企業は円高やグローバル化を背景に海外進出を加速しており、資金調達の手法やニーズも多様化している。

このため、リテール(個人)分野を中心としてきた日興コーディアル証券の法人部門の強化は、「グループ戦略の最重要課題」(幹部)だった。

三井住友FGは、約10年間続いた大和証券SMBCとの資本・業務提携関係を解消することになった。証券戦略の見直しを迫られ、経営上の大きな課題となっていた。

この間、三菱UFJFGは、米モルガン・スタンレーとの提携で、海外での企業の買収・合併(M&A)案件を紹介してもらったり、グローバルな視点を持った人材を獲得したりするなど、証券業務と投資銀行業務の基盤整備を急速に進めてきた。

日興コーディアルはもともと法人業務は強くなかった。(中略)名称を変更することで、国内外の法人業務の信頼性を高め、一気に強化していく考えだ。

今後の三井住友FGの課題は、銀行、証券業務を強化する一方で、確実な収益源となる信託業務への参入をどう図っていくかだ。

親密だった中央三井トラスト・ホールディングスと住友信託銀行が2011年に経営統合することが決まった。三菱UFJFGやみずほFGは、すでに傘下に信託銀行を持ちあわせており、3メガバンクで唯一、有力な信託銀行を持っていない。

3メガバンクの主な証券子会社と戦略
三井住友:日興コーディアル証券とSMBCフレンド証券。英大手銀行バークレイズと富裕層向けビジネスも開始。


三菱UFJ:三菱UFJモルガン・スタンレー証券とモルガン・スタンレーMUFG証券。

みずほ:みずほ証券とみずほインベスターズ証券。前者はみずほコーポレート銀行と国内外で提携。

後者は、みずほ銀行の取引先の資金運用ニーズなどに対応。(引用終わり)

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日興コーディアル証券が三井住友グループに入ることになったというニュースは先日書きました。今回は、3メガバンクの傘下の証券会社について解説してあったので、この記事を取り上げました。

まず、社名の変わる日興コーディアルですが、私が以前から気になっていたことを調べてみました。それは…「コーディアル」の意味です。

Wikipediaによると、コーディアルとは誠心誠意という意味だそうです。それなら「日興まごころ証券」とかの方が分かりやすいんですが、これだとかっこ悪いんですかね?

さて、国内の銀行業務が低調という点。確かに日本経済はあまり好調でありません。政府によると、不況の一歩手前という状況らしいです。

そうなると、企業も銀行からお金を借りて新事業に乗り出すなどの行動をしにくいです。その結果、貸出業務も低調になります。

そこで、リテール(個人)中心だった日興コーディアルの法人部門も強化して、証券分野で顧客を開拓しようということだと思います。

これは想像ですが、日本企業の資金調達とありますので、例えば海外での株式上場とか、社債の発行、あるいは資産運用のコンサルティングなどを手掛けるのではないでしょうか。

こうした案件は額も大きいだけに、三井住友ファイナンシャルグループにとっても収益が大きく見込めるのだと思います。

三菱UFJはモルガン・スタンレーと緊密な関係なんですね。確か国内で商品先物取引をあつかう会社を作るという情報もありました。

今後、日興コーディアル証券が三井住友の中核証券会社となるようです。また、記事にあるように同グループは有力な信託銀行を持っていません。

信託が確実な収益源というのは、例えば遺言信託は好況・不況にかかわらずニーズがありますし、相続人を新たな顧客にして金融商品の販売につなげたり、融資をするなどのビジネスにもつなげられるからでしょう。


フレンド証券の手数料は

少なくとも遺言信託や、財産を公益活動に使うための公益信託などは、裕福な人がお客さんです。そのため、こうした顧客をつかむことができれば、グループ全体にとってチャンスになります。

そこで、三井住友が信託業務をどうするかは今後注目されるでしょう。

次に、三井住友がバークレイズと始める富裕層向けビジネスというのも気になります。といっても、私は富裕層ではないのですが(笑)。

最近は国内の銀行がこうした富裕層の資産運用などを手掛ける「プライベート・バンキング」サービスが登場してきました。具体的な内容はよく知りませんが、投資信託などを紹介してくれたりするのでしょう。

それから、SMBCフレンド証券は名前は知っていますが、どんな会社かを知らないので調べてみました。

同社のウェブサイトにはリテールと書いてあるので、小口の取引、すなわち個人を主なターゲットにしているようです。

気になるのが株式投資の手数料です。オンライントレードはヒントネット倶楽部というようです。定率プランでは最低手数料が840円なので、私のような零細投資家にとっては、正直なところあまり安いとはいえません。

ただ、定額会費プランは面白いと思いました。一定額を払うと、その月内で一定回数は手数料が無料なのです。

Aプランですと3150円で10回まで無料です。ということは、高額な取引をされる投資家はかなりお得なプランではないかと思います。

最後に、みずほ証券とみずほインベスターズ証券の関係がよくわからなかったのですが、前者はみずほコーポレート銀行と連携ということは、大きな会社などを対象にしているようです。一方後者は、リテール中心ということでしょう。

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