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天井と底の型 ダブル底、トップアンドショルダー(三尊)など

天井と底の型 ダブル底、トップアンドショルダー(三尊)など

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株式投資で、チャートに表れる天井や底の形には、典型的なものがあります。それをご紹介します。

まず天井(チャートの一番上になるところ)にはダブルトップ型というものがあります。これはアルファベットのMのような形になるものです。

なぜこうなるのかといえば、順調に上がってきた株価ですが、かなり高くなったので多くの人が利食い(利益確定の売り)をします。すると株価がいったん下がります。

しかしそこで「これまで上がる勢いが強かったから、まだ上がる」と考えた買いが入り、また前回と同じ辺りまで上がります。しかしそれ以上には株価が上がらないので、「ここがもう限界か」と多くの株式投資家が考え、売りが増えます。

こうしてその後株価は下がっていくというわけです。

この押し目を結んだ線がネックラインと呼ばれています。このネックラインを株価が下回れば、いよいよ下げトレンドに転換したと判断するやり方があります。

底の形 三尊など

↑左上がダブルトップ、その右が三尊です。左下がダブル底、その右が逆三尊です。

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ヘッド・アンド・ショルダー

続いてヘッド・アンド・ショルダー型です。日本では三尊(さんぞん)天井とも呼ばれます。

ヘッドは頭、ショルダーは肩ですから、ちょうど真ん中の天井が頭で、そこから少し下がった両側に肩があるように見えるのでこういう名前がついています。

三尊というのは真ん中に偉い仏様がいて、両側におつきの仏がいるような感じだから名付けられています。

なぜこの形になるかを解説してみますと、まず株価が上がって(天井1)、売りが増えて押し目が入ります。そのあと1より高いところが天井になる(2)のが前述のダブルトップと違うところです。

しかし、この2でも売りが増えるので株価が下がり、押し目買いが入ってまた株価が上がりますが、2までは上がらず、せいぜい1の高さまでしか上がりませんでした。

すると、2を越えられなかったから、もう上げる力は弱い、と多くの投資家が考え、利益確定の売りが増えます。そして1と同じくらいの高さの天井3が現れ、その後株価が下がっていくのです。

この形でもネックラインは同じく、押し目を結んだ線になります。

これらの型の利用法ですが、ダブルトップの形では、もし買い玉を持っているのなら、2回目の天井が前回を越えられなかった時点で、ダブルトップになったと思って売るというのがひとつのやり方です。

トップアンドショルダーでも同じで、3回目の天井が2より低くなったことで、これは三尊だと判断して早めに売るという方法があります。

あるいは、ネックラインを下回ったところで売るという方法もあります。これは順張りのやり方です。


底も同じ

続いて底の型ですが、上のイラストにダブルボトム型(ダブル底、W底)と逆ヘッド・アンド・ショルダー(逆三尊)を掲載しました。

これを見ればおわかりのように、天井の型をひっくり返したものになります。こうした底が形成される理屈も同じです。

ダブル底でいえば、最初の底ではまだ下がるかもしれないと思っている投資家も、次に同じ所で下げ止まったのを見て、これはいよいよ下げ止まって上がるのでは、と考えて買いを入れるわけです。

もちろん100%上がるというわけではありませんが、底の形はだいたいこうしたパターンになります。

もう一つ、底でVの字になる底も多いです。天井の場合は逆にとんがった型です。天井や底は上記のタイプを形成することがほとんどです。

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